下書き

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読み終わった時に真っ先に考えたのは、

「読者に何を伝えたかったのか」ということだった。

私と彼のアイドル観は、アイドルイコール人間とするところで、非常に似てると思う。

アイドルだって人間だから恋愛もする。それが公にバレても構わない。ただ一つ、アイドルをやめないでほしい。歌って踊ることを幸せと感じてほしい。

それが私の思いでもあり、価値観でもあり、願いです。

その点、アイドルが(いつか)恋愛をすることを自由なことだとしてるつんくの歌詞や考え方に共通するものがあるなーと、、、

朝井リョウハロプロが好きな理由を知れた気がして、本を通して朝井リョウを知れた気がして、とても嬉しかった。し、今まで本を通して作者を知るなんてことをしたことがなかったので自分の中でドキドキでした。

 

ネットが発達している今、

どんなに忙しくてもブログやツイッターを何回も更新することが求められ、

かつすぐプライベートが特定されてしまう。

アイドルといえば、「偶像」という観念は薄くなって、「身近」という認識が強くなっている。

「手が届かない」モノから「すぐ会える」可愛い人とアイドルの認識が変わっていったように、

また時間をかけて変わっていくのかな、と思った。

変わっていくなら、「アイドルイコール恋愛しない」ではなく、

「アイドルだって人間だもん。だから恋愛もする。」という存在に変わっていって欲しい、という作者の思いを感じました。